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法の女神テミス

東京都千代田区隼町にある最高裁判所には、法の女神テミス像(写真の像は中央大学多摩キャンパス内のもの)が置かれています。

 

女神テミスは剣と天秤を手にしており、それぞれ「力」と「正義」を象徴しているとされます。

これは、「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力」に過ぎず、法とそれを執行する力とは両輪の関係にあることを表しています。

 

また、女神テミスが目隠しをしている像も多くあり、これは女神テミスが前に立つ者の顔を見ないことを示し、法は貧富や権力の有無に関係なくすべての人に等しく適用されるべきとの理念を体現したものとされています。

 

これらの理念は、法の執行にかかわる者全てが肝に銘じておかなければならないことです。

弁護士のバッジにはこの女神の天秤が描かれています。

 

ちなみに、当事務所のロゴもこれらの理念をもとにデザインされています。

ペンと本、そして兎が直接のモチーフとなっていますが、ペン穴が「剣」を表すスペードに、全体のシルエットが「心・正義」を意味するハートになるようにデザインされています。

また、兎をモチーフとしたのは依頼者の声に耳を傾けるという思いを込めたものです。